訪問機能訓練

健康寿命という言葉をよく聞きますがこれは、健康上のトラブルによって日常生活が制限されずに暮らせる期間と定義づけされています。日常的に介護などを必要とすることなく、自立した生活が送れている年数です。

札幌市の健康寿命は全国平均を下回っており2040年には高齢率が約40％と予想されており要介護者も増加していくことが予想されています。

介護が必要となった主な原因をみると要支援では関節疾患が１位となっています。このことから 介護予防としても機能訓練は重要といえます。

機能訓練とは病気やケガ、老化のために衰えた機能を回復するために行う運動療法です。

機能訓練としてはとしてベットから車いすに移乗する際の立位保持や歩行等の訓練を行うことが多く歩行訓練や筋力増強訓練、関節可動域訓練などを行います。

寝たきりや痛みがあり動かせない、関節が硬くなり動かせない等の症状がある方、筋力が低下しロコモティブシンドロームやサルコペニアの予防のため鍼灸治療の後、状態を確認しながら機能訓練を行います。

施術前に筋肉の硬さや張りの状態を調べます。それをもとに機能訓練の計画を立案し行っていきます。手足を動かし、関節の拘縮や可動域の改善、筋力トレーニングを行うことで機能改善を行います。

また、歩行訓練や姿勢、重心移動の改善を図りご自分でできることを増やし体力、筋力の維持・向上し患者様の目標に近づけていきます。